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Claude Code v2.1.166

変更項目 21 件

公式 CHANGELOG.md

このバージョンの概要

主要モデルの停止時に自動で試行する「フォールバックモデル」の設定が可能になり、API障害時の安定性が向上しました。また、拒否ルールでのワイルドカード対応や、転送メッセージの権限管理強化など、セキュリティと権限制御がより柔軟かつ堅牢になっています。JetBrains IDEでの表示のちらつき修正や、WezTerm等での入力不具合の解消など、ターミナル環境における操作性も改善されました。

Added追加(2件)

Added
メインモデルが過負荷などで利用できない場合に、最大3つまで順番に試行するフォールバックモデルの設定機能が追加されました。また、--fallback-model フラグが対話型セッションでも利用可能になりました。
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Added fallbackModel setting to configure up to three fallback models tried in order when the primary model is overloaded or unavailable; --fallback-model now also applies to interactive sessions

変更前

メインモデルが利用できない場合、手動でモデルを切り替える必要がありました。また、フォールバックモデルの指定は一部の非対話型モードに限られていました。

変更後

fallbackModel 設定により、優先順位をつけた最大3つの予備モデルを自動で試行できます。対話型セッション中もこの自動切り替えが機能するようになります。

ユーザーへの恩恵

APIの過負荷や障害が発生しても、手動で設定を変更することなく作業を継続できるため、開発の生産性が維持されます。

関連ドキュメント

Added
拒否ルール(deny rules)のツール名指定にワイルドカード(*など)が使用可能になりました。例えば、"*"を指定することで全てのツールの使用を一括で禁止できます。
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Added glob pattern support in deny rule tool-name position ("*" denies all tools); allow rules reject non-MCP globs, and unknown tool names in deny rules warn at startup

変更前

拒否ルールで複数のツールを制限する場合、個別にツール名を記述する必要がありました。

変更後

グロブパターンがサポートされ、特定のパターンに一致するツール名や、全てのツールを一括で制限できるようになります。また、起動時に未知のツール名があれば警告が表示されます。

ユーザーへの恩恵

セキュリティポリシーの設定がより簡潔かつ柔軟になり、誤設定も未然に防げるようになります。

関連ドキュメント

Changed変更(5件)

Changed
セッション間メッセージングのセキュリティが強化されました。他のセッションから SendMessage で転送されたメッセージはユーザー権限を持たなくなり、自動モード(auto mode)での実行や権限要求がブロックされます。
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Hardened cross-session messaging: messages relayed via SendMessage from other Claude sessions no longer carry user authority — receivers refuse relayed permission requests, and auto mode blocks them

変更前

他のセッションから転送されたメッセージが、元のユーザー権限を引き継いでツールを実行できる可能性がありました。

変更後

転送されたメッセージは明示的にユーザー権限がないものとして扱われ、受信側のセッションは転送された権限要求を拒否します。

ユーザーへの恩恵

クロスセッション攻撃などのリスクが低減され、マルチエージェント環境での安全性が大幅に向上します。

関連ドキュメント

Changed
MAX_THINKING_TOKENS=0--thinking disabled、またはモデルごとのトグル設定によって、デフォルトで思考(Thinking)を行うモデルの思考機能を無効化できるようになりました。
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MAX_THINKING_TOKENS=0, --thinking disabled, and the per-model thinking toggle now disable thinking on models that think by default via the Claude API (3P providers unchanged)

変更前

デフォルトで思考機能が有効なモデルにおいて、設定に関わらず思考プロセスが常に実行されてしまう場合がありました。

変更後

環境変数やCLIフラグ、設定画面から思考機能を明示的にオフにできるようになり、思考プロセスをスキップして直接回答を得ることができます。

ユーザーへの恩恵

思考時間を短縮して素早く回答を得たい場合や、トークン消費を抑えたい場合に、柔軟に動作をコントロールできます。

関連ドキュメント

Changed
APIが予期せぬ致命的なエラー(リトライ不可なエラー)を返した場合、Claude Codeがフォールバックモデルを使用して一度だけ自動的に再試行するようになりました。
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Claude Code now retries a turn once on the fallback model when the API rejects an unexpected non-retryable error; auth, rate-limit, request-size, and transport errors still surface immediately

変更前

レート制限や認証エラー以外のサーバーエラーが発生すると、その時点で処理が中断されていました。

変更後

予期しないサーバーエラーが発生した際、設定されたフォールバックモデルで1回リトライを試みることで、エラーを回避できる可能性が高まります。

ユーザーへの恩恵

一時的なAPI側の不具合による作業の中断を減らし、安定した実行環境を提供します。

関連ドキュメント

Changed
claude update コマンドの実行時、ダウンロードを開始する前に更新先のターゲットバージョンが表示されるようになりました。
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claude update now announces the target version before downloading instead of going silent

変更前

アップデートを実行すると、どのバージョンに更新されるのか表示されないまま処理が進んでいました。

変更後

ダウンロード前にバージョン番号が明示されるため、ユーザーは意図したバージョンへの更新であることを確認してから待機できます。

ユーザーへの恩恵

アップデートプロセスの透明性が高まり、予期せぬバージョンのインストールを防ぐことができます。

関連ドキュメント

Changed
claude agents の一覧画面において、URLを入力することで、そのURLを最初のプロンプトに含むセッションをフィルタリングできるようになりました。
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claude agents: typing a URL into the list now filters to the session whose first prompt contained it

変更前

バックグラウンドセッションが多数ある場合、特定のプロジェクトや課題に関連するセッションを探すのが困難でした。

変更後

特定のURLに関連するタスクを瞬時に検索して一覧に表示できるようになり、セッションの管理が容易になります。

ユーザーへの恩恵

複数のリポジトリやPRを並行して扱っている際の、セッションの切り替えと進捗確認が劇的にスムーズになります。

関連ドキュメント

Fixed修正(14件)

Fixed
セッション中に処理不可能な画像が送信された際、繰り返し発生していた画像処理エラーと、それに伴う不必要なトークンの消費を修正しました。
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Fixed a recurring "image could not be processed" error and extra token usage when an unprocessable image was sent in a session
Fixed
リモートセッションの起動時、ワーカー登録中に短時間のバックエンド障害が発生すると、セッションが永久に停止してしまう問題を修正しました。
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Fixed remote sessions becoming permanently stuck when a brief backend disruption occurred during worker registration at startup
Fixed
バージョン 2026.1 以降の JetBrains IDE(IntelliJ、PyCharm、WebStorm等)の統合ターミナルにおいて、同期出力(synchronized output)を有効にすることで画面のちらつきを修正しました。
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Fixed flickering in JetBrains IDE terminals (IntelliJ, PyCharm, WebStorm, etc.) on 2026.1+ by enabling synchronized output

変更前

最新の JetBrains IDE ターミナルで Claude Code を使用すると、画面描画の際に出力がちらつく現象が発生していました。

変更後

IDE 側の新機能である同期出力プロトコルに対応し、一貫性のある安定した描画が行われます。

ユーザーへの恩恵

IDE 内での開発体験が向上し、視覚的なストレスなく Claude Code との対話に集中できます。

関連ドキュメント

Fixed
Kitty キーボードプロトコルを使用するターミナル(WezTerm、Ghostty、kitty等)において、Shiftキーと非ASCII文字(äなど)の組み合わせが正しく入力できない問題を修正しました。
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Fixed Shift+non-ASCII characters (e.g. Shift+ä → Ä) being dropped in terminals using the Kitty keyboard protocol (WezTerm, Ghostty, kitty)

変更前

特定のモダンなターミナルエミュレータにおいて、大文字の特殊文字などが正しく入力されず、無視されることがありました。

変更後

キー入力を処理するプロトコルが適切に修正され、全ての文字が期待通りに入力できるようになります。

ユーザーへの恩恵

英語圏以外の文字を使用する開発者や、高度なカスタマイズを施したターミナル環境でも、正確にプロンプトを入力できます。

関連ドキュメント

Fixed
Windowsにおいて、終了したプロセスの出力を子プロセスが保持している場合に、PowerShellコマンドの検証がタイムアウト時間を大幅に超えてハングする問題を修正しました。
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Fixed PowerShell command validation occasionally hanging far past its time budget on Windows when a killed process's children held its output pipes
Fixed
macOS において、デーモンプロセスが終了した後に claude --bg-pty-host プロセスが孤立し、CPUを100%消費し続ける問題を修正しました。
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Fixed orphaned claude --bg-pty-host processes spinning at 100% CPU after the daemon dies while connected on macOS

変更前

バックグラウンドプロセスの管理不備により、セッション終了後も特定のプロセスが暴走してシステムリソースを浪費することがありました。

変更後

デーモン終了時に不要なプロセスが適切にクリーンアップされ、CPUリソースの無駄遣いを防ぎます。

ユーザーへの恩恵

PCの動作が重くなる、バッテリー消費が早まるといったパフォーマンス上の懸念が解消されます。

関連ドキュメント

Fixed
音声入力(/voice)の有効化・無効化を切り替えた際、古い認証チェックが原因で再度 /login を求められる問題を修正しました。
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Fixed voice mode requiring /login to clear a stale auth check after toggling /voice

変更前

音声モードの設定を変更するたびに、すでにログイン済みであっても再ログインを促される不便な状況がありました。

変更後

設定の切り替えがスムーズに行われ、不必要な再認証なしに音声入力機能を利用できます。

ユーザーへの恩恵

音声と入力を柔軟に切り替える際の手間が省け、より自然なUI操作が可能になります。

Fixed
管理設定に無効なエントリが含まれていると、残りの有効なポリシーまでサイレントに無効化されてしまう問題を修正しました。
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Fixed managed settings with an invalid entry silently disabling enforcement of their remaining valid policies
Fixed
管理設定(managed-settings)の allowedMcpServers および deniedMcpServers において、${VAR} 形式の環境変数参照を含むパターンが正しく一致しない問題を修正しました。
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Fixed managed-settings allowedMcpServers/deniedMcpServers predicates not matching when they use ${VAR} references

変更前

環境変数を使用して動的にMCPサーバーのパスや名前を制限しようとしても、正しく評価されず制限が機能しない場合がありました。

変更後

変数が正しく展開された状態で一致判定が行われるため、管理者によるポリシー設定が意図通りに適用されます。

ユーザーへの恩恵

エンタープライズ環境などでのセキュリティ統制が正確になり、環境に合わせた柔軟な管理が可能になります。

関連ドキュメント

Fixed
Gitワークツリーを使用するバックグラウンドセッションを claude agents から再開しようとした際に、「会話が見つからない」というエラーでクラッシュループに陥る問題を修正しました。
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Fixed background agent sessions that entered a git worktree crash-looping with "No conversation found" when reopened from claude agents

変更前

ワークツリー上でのバックグラウンドタスクを中断・再開しようとすると、セッションデータを見失い作業が継続できなくなることがありました。

変更後

セッションの再開ロジックが改善され、ワークツリー環境下でも安定してタスクを再開できます。

ユーザーへの恩恵

大規模なプロジェクトで複数のワークツリーを使い分ける際の信頼性が向上します。

関連ドキュメント

Fixed
ストリーミング中に Ctrl+O で表示される文字起こしビューにおいて、思考プロセスのテキストが重複して表示される問題を修正しました。
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Fixed duplicated thinking text in the Ctrl+O transcript view while streaming
Fixed
リモートセッション内で /doctor を実行した際、リモートセッション中であるにも関わらず「リモートセッション内ではない」という矛盾したエラーが表示される問題を修正しました。
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Fixed /doctor showing a contradictory failed "Not inside a remote session" check when run inside a remote session

変更前

診断ツールが現在の実行環境を誤認し、正確な診断結果を得られないことがありました。

変更後

環境検出の精度が向上し、リモート環境でも正しいステータスレポートが表示されるようになります。

ユーザーへの恩恵

設定や接続の問題が発生した際のトラブルシューティングが正確かつ迅速に行えます。

Fixed
claude agents の各入力欄で複数行のプロンプトを入力する際、カーソルが1行目の末尾に固定されてしまう問題を修正しました。
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Fixed the cursor sticking at the end of the first line when typing a multiline prompt in the claude agents dispatch and reply inputs

変更前

長いプロンプトを書こうとするとカーソルの挙動が不安定になり、入力内容の確認や修正が困難でした。

変更後

エディタのカーソル制御が修正され、複数行にわたる複雑な指示もストレスなく入力・編集できます。

ユーザーへの恩恵

バックグラウンドセッションを開始する際、詳細な指示を快適に記述できるようになります。

関連ドキュメント

Fixed
Unicodeをサポートしていないターミナルにおいて、タスクリストのバックグラウンドエージェント行の間に空行が表示される問題を修正しました。
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Fixed blank lines appearing between background agent rows in the task list on terminals without Unicode support
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